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GH2を肩乗せにして放送用レンズを使用するアイデア

よりきれいな映像で映像を撮りたい、販売するDVDのクオリティを高めたい、そして何よりも楽しいことがしたい、という動機で、高画質な動画が撮れるデジタル一眼のパナソニックLumix GH-2を入手しました。

でもこのカメラを動画用に使いやすくしようとすると結構大変です。
世界中で研究され、いろいろなオプショナルパーツなどが開発されています。たいていはパイプリグと呼ばれるもので、文字通りパイプを組み合わせて行くのですが、これって、どうもパイプ組立家具みたいにごつごつしていて好きになれません。そもそも管理や持ち運びが大変そう。

そこで、たとえば車も昔はハシゴフレームだったのが、やがてレーシングカーにはパイプフレームが用いられ、その後にモノコック(一体)構造へ移って行ったように、私のGH-2も何とか一体にできないかと考えをめぐらし、古い業務用のビデオカメラを利用することを思いつきました。

SONY DXC-M7B

SONY DXC M-7という1989年に発売された古いビデオカメラを入手し、中身を全部分解して取りだしました。
空っぽになると、思っていたよりずっと軽くて、まさにモノコックフレームの感じです。

写真2

放送用レンズが取り付けられるレンズマウントをそのまま活かし、後ろ側にGH-2のアダプターを合体させるという発想で、各部の加工をし始めました。

P1010040.jpg

レンズマウントは裏面を平らに削り、GH-2のマウントアダプターを組み込むための加工をします。

P1010026.jpg

とりあえずベビーサンダーでラフに削りました。

_1010264.jpg

現在加工中ですが、こんな感じで合体させます。

_1010268.jpg

ボディはそのままではもちろんGH-2が入りませんから、前方部分の両サイドをカットします。

_1010260.jpg

強度的にはGH-2を含め中に入れるものが重くないので、それほど心配なさそうです。

_1010261.jpg

これから電源や音響関係、それからHDMIトランスミッターなどを組み合わせ、ボディは黒の結晶塗装にして仕上げて行く予定です。

どうなるか楽しみだし、そして早く活用したいです。
まるで業務用ビデオカメラそのもののようになりそうですが、もちろん本来はスチール写真用カメラなので、このまま写真も撮れるのが面白いところですね。

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この時代のカメラの外殻の材質

ボディってマグネシウム合金では無かったですか?
それは放送用だけで業務用はアルミかな?
GH2をレンズマウントの位置に設置するのには少し高さを稼ぐ必要が有りそうですね(^_^)

まるめ さん

かなり軽いので、もしかしたらマグネシウム入っているかも。でもサンダー加工中に火花は出なかったな。
実はGH2自体もマウントにぶら下がって浮いています。
だから取りつけるときはレンズマウントをフリーにしておいてGH2を入れ、レンズマウントを回してロックします。それからレンズマウントを筺体の全面プレートに固定するんです。
ちょっと面倒だけど、さすがに中でGH2を90度近く回してレンズロックするのは無理なんですよね。
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のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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