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突然のお別れ

朝、起きたら桜羅が落鳥していました。
あまりにも早い別れに茫然としています。

思い返せば不調の兆しはありました。

このところ手に乗るとすぐ寝てしまうという状態が続いていたのです。

食事はちゃんと食べているし、ケージの中では活動していたので具合が悪いのか、学習による行動なのかも判断がつきませんでしたので、石綿さんは病院に行った方がいいと言っていましたが、快方に向かうのか、悪化していくのかもう少し様子を見てみようと思っていました。


一昨日。相変わらず手の中ですぐ寝てしまいます。
しかしくちばしの色が良くありません。徐々に色が薄くなってきている気がします。
快方に向かっていないのは明らかです。

ネットで検索してみましたが、幼鳥時のトラブルや老衰の症状、あるいは産卵と関係した疲労時以外に、よく寝る状況がどんな状態なのかを知る手立ては見つかりませんでした。
やはり明日病院に行こう、そう思いその日は寝ました。寝る直前まで桜羅は食事をしていたので、それほど悪化しているとは気がつきませんでした。

そして朝、ケージを覗くと桜羅は落鳥していました。

感染症なのか、それ以外の何かの病気なのかは解りません。
でも徐々に衰弱していたんですね。



後悔することだらけです。

ペットとの暮らしとは、命の私物化です。
生殺与奪の権利を飼い主は持っています。
違う角度から見れば、命を守る責任を果たせずして、飼い主にはなるべきではないでしょう。

これまでの短い間でしたが、桜羅との暮らしは本当に楽しくて、日を追うごとに愛おしく思えていました。毎日朝のトイレ(すごく長い時間入っています)でも一緒にいました。トイレには鏡の前に桜羅用の止まり木も設置しました。

デスクワークのときもずっと桜羅と一緒でした。お気に入りの場所や止まり木、あるいは私の手の上で休んでいました。

徐々に、徐々に、どこを触っても許してくれるようになってきました。桜羅のとても素敵な匂いをかいだり、そっと手のひらで包みこんだり。

ああ、桜羅が私のところに来てくれてよかった、という思いが日々強まっていたこの頃でした。


悔やんでも悔やみきれません。

飼い主になる資格がなかったといわざるを得ません。

桜羅、ごめんね。
こんなやつのところに来なければよかったね。

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Re: No title

いろいろありがとうございます。
がんばらなくちゃね。

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Re: No title

いろいろ考えることはありました。コンパニオンアニマルの定義とか。文鳥は素晴らしいコンパニオンアニマルたり得ると思いました。
プロフィール

のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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