ノイからの贈り物
ノイが居なくなってから早くも半年が過ぎました。ルフトのおかげでだいぶ寂しさは紛れますが、やっぱりことあるごとに思い出します。そして忘れていくことに寂しさを感じたりもしてしまいます。
できることならばまたノイと暮らしたい。その気持ちだけは消えることがありません。
残っていたノイの抜け毛を北海道のりえこさんがすてきなマフラーにしてくださいました。りえこさん、犬の毛のアレルギーが再発してしまい、残念ながら当分注文は受けられなくなってしまったそうですので、私にとっては本当に最後のノイの毛の作品になります。
3種類の編み方で、どれもとってもすてきなマフラーです。
ひとつひとつの作品がノイの分身です。どれをとってもノイとの生活が思い起こされます。喜びと悲しみで胸がいっぱいになります。
でもこうやって、ノイが居なくなって半年も経つのに、りえこさんの手によってノイからの贈り物が感動を与えてくれることに深く感謝します。
りえこさん、ありがとう。そしてノイにもありがとう。
5月30日に
ルフトが3か月齢を過ぎ、5月30日という私にとって特別な日を迎えました。
それは先代のノイが私のところに来た日なのです。
このころにはまだ耳が立っていなかったノイ。私の無知故に幼いノイにはずいぶん不要なストレスをかけてしまいましたが、あのころの私たちはお互いに一生懸命でした。
同じ年頃になって、ルフトとノイを比較してしまうことがあります。うっかり「ノイ」と呼んでしまうことも・・・。
そんなとき私はどうしてもさびしい気持ちになってしまいます。そしてルフトには申し訳ない気持ちに。
これからは天真爛漫なルフトに支えられながら、ルフトの明るさをスポイルすることなく、ナチュラルなトレーニングを通じて深い信頼関係を作っていきたいと思います。
ノイと築いた関係を、いやそれ以上の信頼関係を築いていきたいなと思います。
たくさんの犬を見ることより、たった1頭の愛犬と、とことん向かい合うことで見えてくる真実。それを教えてくれたノイに報いるためにも、ルフトとしっかり対話していきたいと思います。
ノイ最後のお仕事 その1

でもね、実はノイ、クリッカートレーニングがあまり好きではありませんでした。というより考えることが面倒だったように見えます。おそらく私が初期の頃にクリッカートレーニングをやりすぎたのでしょう。好きのピークを越えれば、何でも飽きてきます。気を付けなくちゃですね。
(クリッカートレーニングを始めよう)