サモエドLUFT大研究

先住のサモエド犬ノイを胃捻転で失い、その直後に偶然から出会ったノイと同じ誕生日のサモエド、2007年2月27日札幌生まれのルフトと、持てる知識をフル動員して良い関係造にはげんでいます。

2008-04

そんなの関係ない

どんどん過激になってくるトレーニング理論ですが、さらに続けます。

さて、科学的トレーニングの中心となっているオペラント条件付けですが、そしてその代表格とみなされているクリッカートレーニングですが・・・・。

クリッカートレーニングはオペラント学習のためのものなんでしょうか?
オペラント学習は行動に対しての定義です。
行動とは「死体ではできないこと」と行動分析学では定義されています。
はて、行動とは何でしょう?
オスワリは行動でしょうか?
フセは?

行動の定義にどの程度時間軸が関係しているかによりますが、私自身は以下のように考えています。

・オスワリという姿勢に移行する変化は行動である。
・座った状態を維持していることは行動ではない。
・突き詰めれば家庭犬に求められる、いわゆるハウスマナーに行動はほとんどない。
・したがってハウスマナーにおいてはオペラント学習の出る幕は少ない。

これまでの常識を覆すような大胆な仮説かもしれませんが、そう信じています。

では何か?
それは古典的あるいはレスポンデント学習のようなものなんです。
ほとんどのことはそれで済みます。そしてその方が学習効率は高いはずです。

となると、クリッカーの出る幕はあるのでしょうか?
オペラントの先鋒たるクリッカーなのに?

そこで(私の考える)結論です。

オペラントかレスポンデントか?

そんなの関係ない

クリッカーは単なるポジティブ・ブリッジです。
クリッカーは二次強化子なんです。それ以上でも以下でもありません。

そしてこれも私のこだわりですが、クリッカーはハンドラーに提供可能な唯一といってもいいくらいの嫌子を伴わない好子なのです。
手で与えるおやつを例に取れば、おやつは一時強化子ですが、その出現の仕方に嫌子を伴う可能性があります。人が近づく、手が近づく、アイコンタクトが伴う、etc.
特に野生動物や保護犬などで顕著にそれがわかります。

そんなとき、嫌子を伴わない二次強化子がいかに有効か。

それから、新しいことを犬に教えるとき、特にオスワリとかマテなど、ゴールが行動ではなく状態のもの、これはオペラントから状態強化への移行が伴います。
それでもクリッカーが有効なのは、クリッカーが単なる二次強化子だからです。

ついでに言えばルアーは行動のナビゲーションに用いられます。だから状態の強化には向いていないんですね。

誘導はキューになる

誘導は本当に危険です。甘い罠です。気をつけなければです。

誘導は英語だとルアーと言います。なんだか新しいトレーニングみたいです。

誘導もルアーも同じこと、そしてこれはプロンプトの一つです。

プロンプトは犬から行動を引き出すきっかけとなることすべてを指します。

プロンプトは数回繰り返すだけで、すぐにキューになります。オーバーシャドウも同様です。

これが甘い罠なんです。

誘導がなければ行動を起こさなくなるのは当たり前、それがキューになっているから。

ほんの数回誘導するだけで、すぐにキューになります。

だから結果を急いではいけないんです。犬が思いつくのを待たなくては。クリッカーを使っていても使っていなくてもシェイピングの考え方が大事なんです。

そしてシェイピングのコツはマイクロシェイピング。
細かく刻んで刻んで仕上げていくやり方です。

それが結局近道なんです。

じゃまいかのいろいろ

理屈は簡単、だけどうまくいかない・・・。
じゃまいかは「基本的」にしていないし・・・。

基本的に?

そう、どうしても例外はあるもので・・・・。

でもね、
犬の学習に、言い訳は全く通用しません。

ボブ・ベイリーはビデオ撮影することを強く勧めていました。私もそう思います。
ビデオ映像では言い訳が反映されないから。

・騒いでいる犬をおとなしくさせようとして「オスワリ」と言ったら、フセをしてアイコンタクトしている。
(静かになったし、こちらに集中しているからまぁいいか)

・「ヒール」と言ったら、ちょっと離れて座った。
(少しだから自分が一歩近付けばいいや)

・レトリーブをしたらダンベルを落とした。
(面倒だから自分で拾った)

・「オイデ」と言ったらちょっと離れて座った。
(身を乗り出しておやつをあげた)

・ドッグランで「オイデ」と言ったら、遊びに夢中で聞いていなかった。
(友達が見ていて恥ずかしかったので、呼ばなかったことにした)

・面白がって友人が自分の犬にトリックを命じたが違うトリックをした。
(それはそれで受けていたし、かわいがってくれるからまぁいいや)

・友人が「オイデ」と言ったが、来なかったので、「オイデ」を連発した。
(最後は来たし、それまでの「オイデ」がじゃまいかになってるなんて言えない)

・友人が「オスワリ」と言ったが飛びついたので、「だめだってば」と叱った。
(愛情たっぷりに叱られた犬は大喜びしていた)

・自分がいないところで犬が吠えていたようだが、友人たちがうるさいので口止めコングを与えた。
(同じ状況になると毎回吠えるようになった)

・濡れた地面がいやだったらしく、「オスワリ」と言ったが座らなかった。
(うちの子は濡れた地面が嫌いだから・・・)

・アジリティの練習中に吠えたが、練習を始めたばかりだったし、そのまま続けた。
(別に吠えたことにおやつあげたわけではないし)

・犬にアイコンタクトを求めたが見てくれないので、覗き込んだ。
(ぐっと覗き込めばこちらを見てくれるし)

☆トレーニング中に失敗をした。まだ続けたかったので、もう一度同じキューを出した。
(キューを繰り返したらその分だけじゃまいかが増えるけど、成功して終われと習ったから)

じゃまいかってどこにでも転がっています。
せめて、出来そうもない状況で大切なキューを使うことは避けたいですね。

 | HOME | 
無料ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー 1GB!FC2ブログ(blog)

プロフィール

のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。


広告

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ