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研磨コートが最高

 本日成田空港に大切な友人を迎えに行った。
その人の名は・・・・その人の名は・・・・・

 どうしても「研磨コート」と言いたくなってしまう。
 古くなった車のボディをピカピカに磨き上げる技術サービスの名前みたいだ。

 でも本当はケン・マッコート。
D.I.N.G.O.のインストラクタートレーナーをしてもらっている大切なブレーンだ。

monty 716

 明日を皮切りに1週間以上一緒に国内を回る。

 私と同い年の、この問題行動専門家もやはり好奇心と探求心にあふれ、大胆にして用心深い。
 経験と勘を有しながら、常に最新の科学を学び、自分のレベルアップを怠らない。
 オオカミやコヨーテなどの野生動物をトレーニングしてしまうほどのワイルドさと、長年続けているセラピー犬の活動に代表されるヒューマンなあったかさが同居している。

 今回は日本での活動の後にそのまま台湾に行き、セミナーを開催する。
 ケンの人気は国際的にウナギ登りだ。

 そしてD.I.N.G.O.の国際的なネットワークが実を結び始めたこともとてもうれしい。

 研磨コート・・・・・

 私たちの知識もピカピカに磨き上げてもらおう。
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チャージング不要論

 クリッカートレーニングはチャージングから始まる。
 それがこれまでの常識でした。
 クリッカートレーニングそのものはオペラントコンディショニング、しかしそれを成り立たせるにはクラシカルコンディショニングであるチャージングが必要。そういうお約束でした。

 ところがごく最近、チャージング不要論が出始めています。
 またまたこれまでの常識を覆す説です。
 しかし・・・・。この説には一理ある、と私は思います。

 よくチャージングで大切なこととして、繰り返し同じ行動、たとえばアイコンタクトしているときにクリックしないこと、そうでないとアイコンタクトを強化してしまうから。というお約束があります。
 たしかにおすわりやアイコンタクトなどは、ちょっとハンドラーがもたついていると、犬が勝手にしてしまう典型的なデフォルト行動であり、そこで毎回クリックしていればこれはもうオペラントコンディショニングになることは必至です。

 でもこれを逆に考えれば、もうクリック音が二次強化子として成立していることにほかなりません。オペラントコンディショニングとクラシカルコンディショニングが同時進行しているわけです。

 だから改めてチャージングという儀式でクラシカルコンディショニングをする必要がないというのが冒頭のチャージング不要論のベースになっているのだと思います。

 これはこれで、やはり一理あります。

 では本当に不要なんでしょうか?

 せっかく不要論が出たのだから、改めてチャージングの価値と存在意義を見直してみましょう。

 私はチャージングには主に以下のような価値があると思います。

・全く初めての犬に対しては何よりも嫌子となり得る、音からくる不安要素を取り除くプロセスとなる

・慣れた犬とも、「本日の音」を定義づけられる

・意外と大切な「リズム」と「集中」を人犬共に作り出すことができる

・特定の行動に対する弁別刺激となることを防ぎ、ブリッジの般化を目指せる

 こうして改めてチャージングを考え直すことにより、より有効な使い方が見えてくることが素晴らしいと思います。

 では具体的にはどう使えば良いか。

 私の提案は名付けて「バリアブルトレーニング」、可変的練習法です。

 クリッカートレーニングの始まりはいつでも(毎日、毎回)まずチャージングから。しかし、犬を観察しながら、すぐにシェイピング、あるいはキャプチャリングに移行していく。時には10クリック後かもしれないし、2クリック後かもしれないし・・・。バリアブルに、シームレスに変化させていくことで般化を促進させながらも、最も効率の良い学習を促進させることができると思うのです。

 以前書いた「オペラントかクラシカルかなんて関係ない」、ブリッジとしてのクリックを100%活用する考え方、そしてシェイピングばかりであった仕上げ方に、改めてキャプチャリングを導入することにより、さらに効率の良いトレーニング方法を生み出すことができるはずですが、チャージングに対する深い理解もまた真剣に見直さなくてはいけないテーマなんですね。

シェイピングかキャプチャリングか

 ひさびさにトレーニングに関してです。

EYES.jpg

 さて、特にクリッカートレーニングではシェイピングというメソッドが良く用いられます。
 消去のバーストという「最後の悪あがき的」な強い行動を引き出し、徐々に行動のレベルを高めていく手法です。

 一方キャプチャリングというメソッドがあります。
 行動を「形作る」のではなくて、「切り取る」手法です。

 近代的トレーニングではとかくシェイピングに目が行きがちですが、実はこのキャプチャリング、とっても効率的です。「キャプチャリングを見直そう!キャンペーン」を展開したいくらいです。

 興味深いことに、先日紹介したTAGティーチングでは、基本的にシェイピングという概念はあまりなく、むしろそのほとんどをキャプチャリングという考え方で行っています。

 それはなぜなんでしょう?

 私の考察ですが、消去のバーストには必ず負の弱化が伴います。プチストレス状態です。それと行動が良い方にバーストしてくれればよいですが、そうとも限らないので、ゴールから遠のいてしまう場合もあります。
 そもそもヒト対ヒトの場合、対話によりゴールを明示することができるので消去のバーストなんか起こさせなくてもよいわけですから、結局TAGティーチングではシェイピングを必要としないということになるわけです。

EYE1.jpg

 さて、そういった考えをもとにちょっと違う角度から犬のトレーニングを考えてみれば、案外犬のトレーニングでもシェイピングではなくキャプチャリングを多用した方が良いのではないかな、と思えます。

 ゴールまでの道を細かく刻んで、上手なプロンプトを用いた、名付けて「マイクロ・キャプチャリング」。
もちろん途中段階の記憶を強く残しすぎないように気をつけながら、次のステップをプロンプトで示唆し、しっかり切り取っていく、マイクロ・キャプチャリング。特にアジリティなどでは有効な気がします。

BARF-健康な食事について

 このブログではあまり食事について書くこともありませんが、自分なりに調べ、納得できるものを与えるようにはしています。
 特に世間を騒がせているヒトの食事の不安を考えると、ペットの食材にはかなり怪しい原料が含まれていることが容易に想像されます。
 アレルギーなどで悩んでいらっしゃる方も多いと思いますが、原因として個人的にはかなり界面活性剤を疑っています。もちろん農薬などの化学物質もやばいのですが、普通に使われている界面活性剤が体内に入ると汚れを取り去る力が細胞を分解したり、入ってはいけないところに異物が入ることを助けてしまったりするはずです。たとえば界面活性剤と農薬がセットになることを考えると、必ず体内で悪さをするものと思われます。
 私が犬の食器は洗剤を使わずメラミンスポンジで洗っているのも、界面活性剤を避けたいため。きれい好きの人は特に気をつけたい部分ですね。
BARF1.jpg
そこで生食の登場です。自分で作るのが理想ですが時間もなく、バランス良い食事を考えるのもめんどうなので、最も信頼するオーストラリアの獣医師、Dr.ビリングハーストが製造販売している冷凍の生食「Dr. B's」を与えています。
 実はDr.ビリングハーストの名前がついた同様の製品があるのですが、これは当初Dr.ビリングハーストがレシピを作ったというだけで、それから何年も経ち現行製品の中身がどうなっているのかは彼が関知していないのです。
 彼の名前で商標を取られてしまった関係で無関係な商品にDr.ビリングハーストの名前が付けられ、逆に自分のオリジナルには自分の名前が使えず、やむなくDr. B'sという名称を使っているわけです。なんだかおかしいですね。
BARF2.jpg
 そんなわけで、ルフトに与えているのは現在もなおちゃんとDr.ビリングハーストが製造に関与している唯一の製品であるDr. B'sです。
 ルフトは味に大喜びですが、私はその安心感に大満足です。
BARF3.jpg
これがDr. B's。下記サイトで扱っています。
Dr. B's

 冷凍なので前夜から自然解凍するか、時間がなければ電子レンジの解凍モードでスロー解凍します。
BARF4.jpg

 ただし全食生食だと旅先で不便なので、ドライフードも与えています。私の信頼するドライフードに関してはまたご紹介します。

クリッカーのもう一つの可能性

 実は犬のトレーニングとはまったく関係ないのですが、私たちが注目しているクリッカーを用いたTAG ティーチングというものがあります。

TAG1.jpg
 クリッカーで有名なカレン・プライアーもバックアップしている、このTAG ティーチングの代表者、テレサ・マキオンを今回ようやく日本に招いてセミナーを開催することができました。

TAG2.jpg

 TAGは「音響ガイダンスを用いたトレーニング」を意味しています。つまりTAGティーチングでは短くシャープな音を用いるのですが、そのためにすでに流通しているクリッカーを使うため、いろいろな意味で誤解が生まれてしまいます。
 そこでクリッカーという言葉は一切用いず、道具はタガー、鳴らすことをタギングと呼ぶことによって差別化を図っています。
 また独自のツールとしてタグレイターというものがあります。

TAGLATOR.jpg

 これらのツールをどんなふうに用いるのか、なんですが、用途としては対象が人間であることが一番の特徴です。
 そのためにオペラント条件付けの範疇を超え、行動分析学というより、もっと認知学にかかわる領域での意味性、あるいはそれ以上のなにかがあると思います。
 犬のクリッカートレーニングを(正しく)学んで来た者にとっては、むしろそれが足かせになる部分もあるので、TAGティーチングをマスターする際にはそれまでの固定観念を一度すべて捨てることが、かえって近道になるでしょう。

 私が思うにはTAGティーチングの学習プロセスはそろばんに似ています。無意識に指が動くようになれば、暗算ができるようになります。(エアギターならぬエアそろばんですね)
 「情報の刺激を取り入れ、それを分析判断して行動につなげていく学習」をするのではなく、「刺激を自ら生み出し反射によって行動が生まれてくる」。そんなイメージです。

 具体的な説明はとてもここではし切れませんが、さまざまな検証から、それが多くの分野でとても効果を上げていること、何段階かに分かれたTAGティーチャーという資格があって、すでに10カ国で600人以上がその資格をとっていること、そして来年2月から日本及びアジアを対象にD.I.N.G.O.で、TAGティーチング普及のための活動を開始することをお知らせしておきます。

みかんの木 りんごの木

みかんの木。
栄養豊富な大地にしっかりと根を張って立派な幹が育ち、枝葉を伸ばして美しくおいしいみかんがそこに実ります。
おいしいみかんはおいしいです。

でも最近りんごが流行っています。
「うちもりんごが欲しい」
そこでりんごの実を集め、みかんの枝に付けていきます。
どんどんりんごの実を集め、みかんの木がりんごの実でたわわになっていきます。

りんごの実で飾られたみかん・・・

みかんもおいしい果物です。
みかんがりんごを演じる必要はありません。

そしてどんなにりんごの実をたわわに付けていてもみかんの木はみかんの木です。
結局はみかんの実を実らせることになります。

りんごが欲しければちゃんとしっかり根を張らせたりんごの木を育てなければなりません。
みかんの木にりんごを実らせることはできません。

枝葉末節という言葉がありますが、まさに大切なのは根っこであり幹だと思います。

根っこや幹はフィロソフィーとかコンセプトとかポリシーといったものです。
りんごの実に相当するテクニックやスキルは、りんごのフィロソフィーやコンセプトにしか実らないのです。
学ぶべきなのは枝葉末節ではなく根っこの部分。
そしてそれを支える豊かな大地が、深い動物愛に支えられた変わることのない情熱なのだと思うのです。

テレプロンプター

 情報伝達の手段にもいろいろありますが、ビデオ映像というのはやはりニュアンスといったものを伝えるには最強のツールだと思います。
 映像を重視するようになって以来、ビデオ制作あるいは出演の仕事も増えてきましたが、決められた原稿をカメラを見ながら話すということになると、一気にへろへろになってしまいます。
 原稿を読まないように、カメラを見つめながら話す、というのは記憶力の弱さもあいまって私にとっては極めて困難な業務と言わざるを得ません。
 でも「伝えたい」という強い気持ちがあるので、水平思考によってそれを解決しようと考えたのが、タイトルの「テレ・プロンプター」の制作です。
 これ政治家のスピーチだったり、アナウンサーの原稿読み上げだったりで使われている便利な道具なのですが、買うととても高いのです。
 そこで、原理は簡単なので自分で作ることにしました。

IMG_0019_convert_20080908194651.jpg

 モニターに反転映像で原稿を出し、それを45度に傾けたハーフミラーに投影する。それを後ろからビデオカメラで撮影すれば、カメラ目線で話している映像になるという仕組みです。
 原稿の制作と送りはパワーポイントを使い、リモコンで操作することによって読むスピードに合わせてページをめくることができます。
 もうちょっと改良の余地がありますが、基本的な機能は完ぺきで、早く原稿を読む仕事がしたい今日この頃です。
プロフィール

のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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