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よく動くルフト

ルフトは屈託のない明るい犬です。
いつまでも子犬のように伸び伸びとあそんでいます。
この意欲をそぐことなく責任感を持たせること、それが大きなテーマです。
私と何かすることが楽しい、私自身がモチベーションになっている。その状態をキープするためには、遊びも工夫しなければなりません。ただ一緒にいる時間が長いだけではだめなんですね。


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バンブークリッカー2

DVDのThe Bamboo Clickerでは、手作りの竹製クリッカーがそのシンボルとして用いられています。
撮影用に3~4つ作ったのですが、面白いことに一つ一つの音が全然違います。板バネのばらつきだけではなく、竹の直径、肉厚、長さなどが影響しているようです。
ちなみに撮影小道具で製作した竹製の獅子脅し(ししおどし)も、音のチューニングが必要でしたが、竹製クリッカーももはや楽器という感じです。
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その中でもひときわよい音で鳴るのがひとつだけあって、とても気に入っているのですが、次に作っても同じ音がする保証はありません。
カレン・プライアーの会社から、この竹製クリッカーをどうしても販売してほしいというオファーが来てしまいました。
となると量産です。業者に頼むのはコストがかかりすぎて無理そうです。1万個も作るわけじゃないし。
BCLICKER1.jpg

やはりせっせと内職するしかなさそうです。せめて板ばねが安く手に入れば・・・・。

THE BAMBOO CLICKER

構想1年、制作1年、そしてD.I.N.G.O.プロメンバーの全面的な協力を得て、クリッカートレーニングのコンセプトをお伝えする、ハウツーDVDがようやく完成にこぎつけました。

国内販売はまだですが、海外では先のクリッカーエキスポで発表され、おかげさまで好評を博したようです。
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特にイベントの主催者であり、クリッカートレーニングの大御所、カレン・プライヤーさんがたいそう気に入ってくれて、イベントホールの一番目立つところで会期中ずっとディスプレーされていたと知り驚きました。
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カレンプライヤーのホームページでも絶賛の評価とともに販売を行ってくれています。
《ちなみに画面に映っている盆栽は、今でも横浜のPERROにあります)

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by Kazuya Arai, President of D.I.N.G.O.
“The Bamboo Clicker DVD is a beautifully produced introduction to clicker training. It’s absolutely gorgeous. Every step in clicker training is gracefully tied to a Japanese tradition, such as a tea ceremony or bonsai. The costuming is brilliant. All in all, a feast for the eyes and a clicker trainer’s sensibilities. An excellent resource for beginners and those who teach beginners.”—Karen Pryor

What is the “Clicker Doh?”
New Dog Training Method DVD from Japan.

In this DVD you will learn:
The secret of clicker training developed in the Japanese culture
How to master your clicker training skills by image, not by theory
The sense of balance found in bonsai and flower arrangement
What is “go-no-sen” that is important to the martial arts?
Timing is critical in clicker training
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あくまでも海外向けにD.I.N.G.O.の考えるクリッカートレーニングを紹介するために制作したDVDなので、「これがハウツーもの?」と驚くくらいのドラマ仕立て、しかもすべて和風になっていますが、大切な基本とコンセプトがしっかり表現されていると思います。好評なので近々日本でも販売することにしました。
理屈ではなく感覚で楽しみながらクリッカーを会得したいという方にはお勧めです。

最近の私たち

札幌出張で5日ぶりに再会したルフト。
すごく喜んでくれてうれしかったのですが、こういうことに関してはとても注意深くなってしまいます。

なによりもまず、私がいなければ気が気ではない、という状況にはしたくありません。
私にもしものことがあったら・・・・。
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そうでなくても留守は多いですから、ルフトにはどこでも誰と居ても、穏やかにその状況を受け入れて欲しいと思います。

でも私を見たら喜んでほしい。私を一番大切に思ってほしい。そういうわがままな気持ちもあります。

要はバランス感覚なんでしょうね。そしてそのバランスを整えるのに必要なのは犬の気持ちを理解した上で科学的な知識を用いること。
こういうバランスは感情だけでは決してうまくいかず、お互いに苦しむことになってしまいそうです。

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私のことを大好きでいて欲しい。
でも甘えからルールが崩れることは避けたい。
なぜなら、いざというときに犬の命を守るためには、フォーマルなキューは絶対でなければならないからです。
「マテ」と言ったら、今している行動を速やかに止めること。
「コイ」といったら、すぐに来ること。
野暮ったいようですが、最低限これだけはフォーマルなキューとしてきっちりしておきたいです。

少し怖がりなところのあるルフトは、「ダメ」が続くと私を怖がるようになってしまいます。叱られないか様子を見ているようです。これではあまり健全な関係とは言えません。でも私のことを気にせず、ルールを破る犬にもなってほしくありません。
やはりバランス感覚が最も大切なことなんですね。

Newクリッカー

札幌出張から帰ってきたら、新色のD.I.N.G.O.クリッカーがアメリカから届いていました。

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今度の色は白地に赤です。JAPANな感じにしてみました。
そもそもボックス型は素早く押しにくいこと、爪の長い方には使いづらいことから、すたれるのかなぁと思っていましたがいまだに注文が多くて、その根強い人気を感じます。

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ボタン付きのKPクリッカーに比べて、音が大きく、しゃきっとしていて押した人間のほうが満足感を得られるからなのでしょうか。

これまで黒、黄、青色などで作りましたが、白地に赤はかなりいい感じ。
気に入りました。

拝啓 小林彰太郎さま

今まで生きてきて、これほどまでに尊敬できる人には会ったことがありません。
その人の名は小林彰太郎さん。
古い自動車好きなら知らない人はいないと思いますが、日本の自動車産業がここまで発展した背景には、想像以上にこの人の貢献が大きかったように思います。

私も車が好きで、小林彰太郎さんが創刊したCarグラフィックを子供のころから熟読し、犬の世界にどっぷりつかるまでは、現在も氏が会長を務める日本クラシックカークラブで古い車を趣味としていた時期もありました。
小林さんほど自分の好きなものに情熱を傾け、やがて屈指のプロフェッショナルになり、それでもなお情熱を失わずにいる方に会ったことがありません。
趣味と仕事がこれほどまでに高次元のバランスを取れるということを、身をもって教えてくれた小林彰太郎さんは犬の世界にどっぷりの現在でもなお、私の心の大切な師匠です。

小林さんを通じて本田宗一郎さんをはじめ、歴史に残る多くの方々ともお会いすることができました。
ご自宅にお邪魔して楽しい車談議に混ぜていただき、マニアにとっては理想的なガレージを味わい、小林ワールドの片隅でその感性を学ぶことができました。

こちらの都合でお会いしなくなってからも、小林さんのことをしょっちゅう思い出します。
計り知れないものを与えてくださった小林彰太郎さん。
小林さんのご健康を、心よりお祈り申し上げております。

クロージングということ

最近とっても気になるのでクロージングということについて書いてみようと思います。

クロージングという言葉は、そのものズバリ、物事を閉じるという意味です。

最初に聞いたのはたぶんイベントの仕事の時。
プロとしてイベントをする場合、いろいろと大切なことがありますが、最もおろそかになりがちで、でも実は一番気をつけなければならないのが、このクロージング、つまり終わり方です。
これはエコロジーや環境保全などとも大きくかかわってくるのですが、その基本概念が分かっていないと、エコロジーは自分勝手なエゴロジーになり、環境保全はむしろ環境破壊につながりかねません。

例えばイベント仕事の場合、企画を立てて準備をし、そして実際に開催するわけですが、そのあとに道具を片づけ、清掃をし、もろもろのお礼と清算をして初めてその仕事が終了したということになります。
その中には準備段階で引っ張り出した資料の片付けや、撮った写真の整理なども含まれます。
しつけ教室なら、クラスを始める前に必要な資料やおやつ、そしてパーティションやおもちゃ、筆記具などいろいろと準備が必要です。
でも実は、事前に考え、周到に準備をしてクラスを開くというのは、実はそれほど難しいことではありません。
むしろプロとして大事なのは、そのあとすべてをもともと有った場所に戻すというクロージングなのです。
いろいろな人が仕事をする、工場のような職場ではドライバー一本でさえ、必ず使った後にきっちりもとの場所に戻すことが求められています。そうでないと次の人がドライバーを探さなくてはならなくなり、作業効率が大幅に低下するからです。
環境保護でいえば、私たち人間が自然を変えたなら、責任を持って元に戻すことが大事です。そして元に戻せないことは安易に行ってはいけないということになります。

大地を焦がす「直火のたき火」は自然環境の中では元に戻せないからしてはいけないことです。
環境破壊につながる公害は発生させてはならないわけです。

たとえば道具は使っていれば壊れます。壊れるのは仕方ないことです。でもそのままにしていれば、次に使う人が困ってしまいます。
人が営みを続けていれば自然も壊れます。でもそれは直さなければ次世代の人々が困ってしまうわけです。

このクロージングという考え、とても大切だと思っています。すべてのことに言えるのではないかと思います。
たとえば人はもちろん、犬であっても、その心に何らかの影響を与えたのなら、きっちりクロージングまで意識をしておきたいと思います。
影響を与えた後にどうなるのか、最後まで予想し、フォローをすることがクロージングです。
何かを教えたのなら、それが犬にとってプラスになることはあれ、決してマイナスにならないように気を配りたいものです。

私たちが一つの命に深くかかわること、その責任を考えたとき、このクロージングという概念はとっても大事だと思うんです。

興奮と両立しないこと

ひとは良く愛犬に「いい子にしてほしい」と願います。

さていい子ってなんでしょう?

たいていは「○○しないこと」がその答えになります。
曰く、「飛びつかないでほしい」、「吠えないでほしい」、「噛まないでほしい」、「引っ張らないでほしい」。

最近の主流である動物行動分析学を用いた報酬ベースの動機付けトレーニングでは、じつはこの「○○しないこと」を教えるのはあまり得意ではありません。
「何かの行動をすること」を教えるのは得意中の得意ですが、「○○をしない」には行動がないからなんです。

科学的な行動の定義にはいろいろありますが、わかりやすい例として、非定形ではない、そして死体ではできないというのがあります。
「○○しないこと」はこのどちらにもあてはまり、まさに典型的な行動ではないことに入るので、そのままでは行動を教えるためのテクニックは全部使えないからなのです。

では打つ手はないのか?
あります。
ひとつは弱化のプログラムを用いること。
すでにしている困った行動を減らしていく作戦です。
弱化には正の弱化と負の弱化がありますが、人道的には極力負の弱化を用いたいものです。
ただしこれは強化のプログラムではないので、知識と忍耐力は必要でしょう。

そしてもう一つは両立しない行動を教えるという、問題をこちらの土俵に持ち込んだ解決法です。
つまり何かの行動を教えることで、それまで問題となってきた困った行動を同時にはできない状況を作り出し、犬にさせないという作戦です。
たとえば「吠えること と 物を咥えていること」は両立できません。
「引っ張ること と 横について歩くこと」も両立できません。
これはわかりやすく、技術もそれほど要しないのでお勧めのテクニックです。

さて、両立しない行動を教えて解決するテクニックを、行動分析学からは少し離れ、感情面に応用できないか。というのが今回のテーマです。

私が思うに良い犬とは、自信があって冷静である、という気がします。
自信のある犬は問題の自己解決能力が高いと思います。

興奮を自己制御できない。本能に突き動かされると自分が何をしているのかわからなくなる。
そういった状況が、いわゆるアウトオブコントロール、つまり人間からの制御が不能な状態です。

そうしないために、興奮とは両立しない感情を人間が提供してしまう。
いわば感情のコントロールですが、そういう技術を身につけることで、犬のテンションを自在に上げ下げできるようにしておきたいものです。

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ルフトは小さい頃から抱っこされることを嫌がらない、むしろ喜ぶように意識して強化しています。
抱っこされた状態で興奮を続けることは困難です。
つまり抱っこしてしまえばある程度興奮を抑えることができます。

また、最近臭いで物を探す練習をしています。
真剣に鼻を使うと犬は人間では及びもつかない能力を発揮します。
そしてそんな時はいつだってとても冷静です。

よく、大興奮している犬にフセを命じて落ち着かせようとしている人を見かけます。
それは熱い石をを急に冷ますような手法に感じます。
感情のコントロールとしては無理があるような気がします。石なら割れてしまうかもしれません。
少なくとも犬の自発的な意思がそこにはありません。
走りたいのに押さえつけられている、そんな感じです。

人間の場合、感情の高ぶりを音楽で癒そうとするなら、静かな曲ではなく、むしろアップテンポなロックなどを聴くほうが落ち着くといわれています。
これはちょっと同毒療法と訳されるホメオパシー、あるいはホリスティックケアを連想させます。

興奮している犬には、この、いわばホリスティックな行動のケアを考えてみてはどうでしょう。

はしゃぐ犬にハイテンションな行動のキューを連発し、外的報酬をしっかり与え続ける。
一緒にテンションを上げ、でもその行動を完全に掌握しておくことから、徐々に、一緒にテンションを下げていく。
そうすることで、無理なく犬の気持ちに自然なコントロールができるようになるのではないでしょうか。
プロフィール

のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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