BARFの旅

 計画していたプロジェクトを進めるために、2年越しでアポを取ってようやくオーストラリアにやってきました。
 ここはバサーストというところで、BARF(生食)で有名なDr.ビリングハーストのホームグラウンドです。
 目的はBARFディプロマコースの通信教育ビデオ撮影です。
 もろもろの都合で撮影は私ひとりで行っています。
ビデオカメラ2台、照明、レフ板、ワイヤレスピンマイクでの録音、メモリーレコーダーでのバックアップ、デジイチでのスチール撮影などをすべて自分でやらなければなりません。
 こちらの家庭用電源は240Vなので、パソコンのACアダプターなどは大丈夫ですが、照明などは日本製を持ち込めず、いろいろな機材を電池駆動にしたために常に6台もの機材の電池切れを心配しながら撮影しなければなりません。
 でもDr.ビリングハーストは大歓迎してくれて、そしてとても熱心にディプロマコースの内容を話してくれますので、こちらも真剣になります。
 朝から夕方まで、ずっと撮影に明け暮れていますが、その合間の食事のひと時やプチ観光はとても楽しく、来てよかったなぁとつくづく思います。
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 さて、予定より2年も遅れてしまったBARFディプロマコースDVDは、帰国後すぐに編集に取り掛かり、大急ぎで仕上げる予定です。
 やっぱりいろいろな食事の中で最も優れた理論と感じられるDr.ビリングハーストのBARF理論を、私たちなりに少しでも広めるお手伝いがしたいという一心で頑張っています。

 

秋田に行く

週末は1000円、の高速道路で秋田に行ってきました。
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あいにく小雨の降る天気でしたが、それがむしろ風情度数アップにつながりました。
秋田はおいしい食べ物も色々あるし、熱心な愛犬家の方々がいらっしゃるし、ギバちゃん(柳葉敏郎)も住んでいるし、風光明媚でとってもいいところです。
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今回の旅の目的は、ロケハンです。いろいろな施設を見させていただきます。
セミナー等はないので、半分レジャーの犬連れ。車での長旅は大変ですが、やはり一緒は楽しいです。
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さて、旅の目玉は昭和49年に廃校になった田沢湖の近くにある「潟分校」です。
地元の熱心なメンバーによる交渉が実を結び、おそらくはじめて犬連れを受け入れてくれたようです。
ブルーシートの上にラバーマットを敷き、万全の態勢で施設利用のリハーサルを行いました。
今後につながるようにきれいに使ってきれいにお返しすることにメンバー全員が気を配っていましたので、おそらく「この方たちなら大丈夫」というお墨付きがいただけたのではないでしょうか。
本当に素敵な、懐かしさのあふれる施設でした。
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およそ8時間の長旅、帰りの車中では犬たちも熟睡です。
パーソナルスペースも何もありません。お互いを枕にしてすっかりくつろいでいます。

秋田、とってもいいところでした。
関西からの遠征は大変だと思いますが、関東からなら何とかなりそう。1000円ルールを使って4人で1台の車なら、ガソリン代を計算しても一人2500円程度かな?

秋田での楽しいイベント、なにか考えたいです。

D.I.N.G.O.犬通セミナーでした

この2日間、D.I.N.G.O.の人気メニューである「犬通」セミナーを横浜で行っていました。
 犬と暮らす上で、あるいは犬をトレーニングする際にぜひ知っておきたい内容を4つのテーマまで絞り込み、それぞれ3時間、合計12時間の内容を中身ぎっしりでお伝えするセミナーです。最初が犬の起源、進化の歴史などで、これはレイ・コピンジャー博士の情報をご本人の許可を頂いて、わかりやすくご紹介しています。
 本当に犬はオオカミの子孫なのか?科学者の研究と深い洞察による論理的必然性から答えが見いだせる内容です。それを知らなければ、現在私たちと一緒に暮らす犬の真の姿は見えてこないとさえ思っています。
 私もトレーニングに夢中のときはあまりピンとこなかったテーマですが、実はものすごく面白いということに気が付きました。そしてオオカミを研究している、有名なウルフパークにまで行き、研究者たちの生の声とオオカミの真の姿を見るにまで至ったわけです。

 二つ目は学習理論です。行動分析学に基づいた学習理論をきちんとご紹介しています。でも、オペラント条件付けが全盛の近代的トレーニングにあって、実はレスポンデット条件付けがいかに大切か、なんていうお話もしています。さらに「記憶のメカニズム」というテーマにも取り組んでいます。このパートは日々のトレーニングに直結する、いわば実用的な部分でしょうか。

 そして三つ目は犬のシグナルについてです。一番人気があるパートですが、カーミングシグナルだけではなく、犬の発するさまざまなシグナルの解説などを行います。結局はどれだけ犬を読めるか、がトレーニングだけではなく、犬のQOLにも大いにかかわってくるので、ぜひ皆さんに聞いていただきたい部分です。

 四つ目にはあえてトレーニングの1手法にすぎないクリッカートレーニングを取り上げました。世界でも最もとんがっている私たちのクリッカートレーニング理論を知っていただくことで、クリッカーは、なにか教えたい行動があれば、それを簡単に教えることのできる道具であることが分かってもらえるからです。同時にクリッカーを学んでいると犬を観察する力が付きます。
 でも私がなによりも協調したいのは、クリッカーを極めればトレーニングの時間を少なくすることができるという点です。クリッカーでは絆は作れません。作れるのはルールです。だからトレーニングの時間は最小限にして余った時間を絆づくりに費やしてほしいという願いがあります。それにクリッカーを極めれば、クリッカーを使わないときでも絶妙なタイミングで犬に理想的な反応を返せるようになります。
 そんなわけで最後にクリッカーを持ってきました。
 今日も参加された皆さんとクリッカートレーニングを行いました。1セッションは僅か30秒から2分。そしてスタッフの犬に手伝ってもらっていろいろなタイプの犬をトレーニングしてもらいました。反応の早い犬。遅い犬。犬によってそれぞれですので、いろんな犬を(他の動物も))トレーニングした経験があると、より客観的に愛犬のことを見ることができるようになるからです。


 「犬通」はD.I.N.G.O.のコースでは珍しく何の資格も得られないコースになっています。
 でも、Tシャツとバッジがもらえます。(笑)
 12時間頑張って聞いてくださった方へのノベルティです。
犬通Tシャツ

 参加される方の満足度も高いと思いますが、何よりも話していて楽しいコース、それが「犬通」です。
プロフィール

のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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