研修生

今日まで4日間、宮城県から熱心な研修生が来ていた。
訓練士資格を持つSさん。ネットでさんざん調べたあげく、D.I.N.G.O.での研修を決意しコンタクトして来てくれた。会ったこともない人たちに習いに来るのは、さぞドキドキしたことと思う。
お金もかかる。
それでも来てくれた。

ちょうどD.I.N.G.O.本部では、研修初日からクリッカー塾、インストラクター試験、別の方の研修、さらにインストラクター候補生の研修、犬通3,4、そして上級鳥クラスとメニューが目白押しだった。

Sさんは犬だけではなく、セキセイインコも飼っているのでまさにタイムリーな情報がすし詰め。

さぞ脳味噌が疲れたと思うが、居眠りひとつせずにずっと真剣に学んでくれた。
研修中に同じ志を持つ仲間もずいぶん増えたと思う。

真剣な方を前にすればお伝えする方も力が入る。地元で活動するための情報をどんどん吸収してほしいと願う。
今後のことは改めて相談するとして、この4日間の刺激をゆっくりと吸収し役に立ててもらえれば幸いである。

私には東北方面に信頼できる仲間ができたことが何よりうれしい。

インストラクター誕生

先日以前からの知り合いがD.I.N.G.O.インストラクターテストに合格した。

「知り合い」と書いたのは、生徒さん、というにはあまりにも長いおつきあいであり、しかしお友達というにはちょっとおこがましいから。
この方、途中ブランクは有ったが、6年がかりで合格された。
確か最初はハイパーなチョコラブさんに悩んで、D.I.N.G.O.にいらしたのだと思う。
食餌から様々なアクティビティまで幅広い興味で、いろいろ研究されている。

D.I.N.G.O.のインストラクター制度はアマチュアのクラスからステップアップして行くシステム。
犬を飼う前のプレオーナー、そして飼ってからのイントロダクトリー、ノービス、アドバンス、マスターと進み、そこからプロコースのアシスタントインストラクター、インストラクターと続いている。
それぞれのクラス修了時には筆記とハンドリングテストが有る。

一つの壁はマスターハンドラーテスト。
この壁を越えたところから視点を180度変えて、習う立場から教える立場の勉強をしていただく。

強い好奇心と情熱がなければ難しい。
たいていどこかで壁にぶつかる。
そしてそれぞれの壁を乗り越えたところから、自信が生まれ、素晴らしい指導者になっていく。

そういった方々の合格した時の笑顔は、私にとって何物にも代えがたい喜びだ。

この方も今後、D.I.N.G.O.が目指している人と動物の共生の在り方をどんどん広めていってくれるはず。

そして今日も遠方からインストラクターを目指す若い方が研修に来ている。
期待と不安。
それが徐々に好奇心に満ちたよろこびに変わっていくさまがうれしい。

みんな頑張ってる。

違うけど同じ。同じだけど違う。

 トレーニングのことを仕事にしていると、もう本当にいやっていうほど、日本犬と洋犬は違う、とか犬と鳥は違うとか、聞かされてきた。
そこそこ有名な先生方でさえそうおっしゃる。

ちょっと詳しい人は、犬種の違いを強調する。

確かに犬種の違いは有る。人の関わった純血種では作業目的に合わせて気質の一部を強化されていたりする。
確かに日本犬と洋犬は違う。それは主に繁殖するブリーダーの傾向だ。現にアメリカのシバやアキタは洋犬っぽい。
そして犬と鳥はもちろん違う。ほ乳類と鳥類という、おおもとの種から違う。

でも同じなんだ。地球上の動物は基本みんなおんなじ。捕食と繁殖と危機回避。種として生き延びること、繁栄することがすべての生物の目指すところ。

クリッカートレーニングを代表とする報酬ベースの動機付けによるトレーニングは、動物が学習する動機をしっかり与えられれば、成り立つ。

違いが有るのは、主に生活環境による注意深さの差、好奇心の差だと思う。

たとえば、犬と鳥は違う、と言ってしまう人は犬をひとくくりにしがちだ。
鳥の種類を詳しく語る人は、同種を同じ性格だと思いこむ。

しかし、同じ種でも臆病な個体もイケイケの個体もいる。好奇心のレベルにも差が大きい。
個性豊かだ。

犬種、鳥種で分けて個性を見失うくらいなら、全ての動物を個性だけで括っていった方がはるかにその個体を理解できると思う。
もちろん予備情報として、種の特性や、自然界での生態など、知っていた方がいいと思うが、その情報に惑わされず、個体を良く観察して個性を理解することが一番大事だと思う。

違うけど同じ。同じだけど違う。今度ウサギのトレーニングにも関わらせていただくことになった。猫のワークショップも開催させていただく。
犬、鳥、猫、ウサギ。それぞれの個体の、個性を理解しトレーニングすること、そのポイントをお伝えすることがとても楽しい。
プロフィール

のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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