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シェイピングかキャプチャリングか

 ひさびさにトレーニングに関してです。

EYES.jpg

 さて、特にクリッカートレーニングではシェイピングというメソッドが良く用いられます。
 消去のバーストという「最後の悪あがき的」な強い行動を引き出し、徐々に行動のレベルを高めていく手法です。

 一方キャプチャリングというメソッドがあります。
 行動を「形作る」のではなくて、「切り取る」手法です。

 近代的トレーニングではとかくシェイピングに目が行きがちですが、実はこのキャプチャリング、とっても効率的です。「キャプチャリングを見直そう!キャンペーン」を展開したいくらいです。

 興味深いことに、先日紹介したTAGティーチングでは、基本的にシェイピングという概念はあまりなく、むしろそのほとんどをキャプチャリングという考え方で行っています。

 それはなぜなんでしょう?

 私の考察ですが、消去のバーストには必ず負の弱化が伴います。プチストレス状態です。それと行動が良い方にバーストしてくれればよいですが、そうとも限らないので、ゴールから遠のいてしまう場合もあります。
 そもそもヒト対ヒトの場合、対話によりゴールを明示することができるので消去のバーストなんか起こさせなくてもよいわけですから、結局TAGティーチングではシェイピングを必要としないということになるわけです。

EYE1.jpg

 さて、そういった考えをもとにちょっと違う角度から犬のトレーニングを考えてみれば、案外犬のトレーニングでもシェイピングではなくキャプチャリングを多用した方が良いのではないかな、と思えます。

 ゴールまでの道を細かく刻んで、上手なプロンプトを用いた、名付けて「マイクロ・キャプチャリング」。
もちろん途中段階の記憶を強く残しすぎないように気をつけながら、次のステップをプロンプトで示唆し、しっかり切り取っていく、マイクロ・キャプチャリング。特にアジリティなどでは有効な気がします。

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恥ずかしい質問をします。。。
キャプチャリングとはどういう意味ですか?

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太陽さん

キャプチャリングとは「切り取る」みたいな意味で、犬に何かの行動をさせるのではなく、犬が自らする行動を切り取って強化していくという感じです。
たとえば「あくび」とか「プレイバウ」とかがキャプチャリングに向いた典型的なトリックですが、その行動を作り出すのではなく、しているところをクリッカーでキャプチャーするわけです。

ありがとうございます。
キャプチャリングとは、フリーシェイピングとはまた違うのですか?
シェイピングとフリーシェイピングの違いのように思ったのです。。

きっと、永遠に質問攻めしそうなので今度お会いした時に詳しくお聞きします。その前んび今までのおさらいをした方が良さそうです。

太陽さん

お気軽におたずねください。わかる範囲ですがお答えします。

シェイピングですが、本来は(理屈の上では)シェイピングはすべてフリーでなければならないんですが、従来シェイピングにプロンプト(つまりヒントや誘導)を用いてしまうことが多かったので、原点に返ってノーヒントで行うシェイピングを改めてフリーシェイピングと呼んだりしたんですね。
簡単な用語の定義づけとしては、シェイピングはハンドラーのほうに行動のイメージがあって、そこに持っていく手法。キャプチャリングは自然に動物がする行動を切り取って定着させる方法と言えると思います。

i-240oh~ my~
Next time if I got a phone call to 日本
Please tell me this meaning
I think my...日本語 is bad ...right now...
I really want to read...but I can't not know it all

Luft still got beautiful eyese-266

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最近チャージング無しで(3回ぐらい)いきなり始めてうまくいく犬がいます。ARKの犬たちはフェンス越しなので外の人に集中します、回数が少ないほど、自発行動を引き出せると感じる事があります  

チャージング無し

結局「犬を見ながら」に尽きるのでしょうね。
チャージング有り無しもシェイピングかキャプチャリングかも、バリアブルに対応していくのが最も効率がいいと思います。
プロフィール

のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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