クロージングということ
最近とっても気になるのでクロージングということについて書いてみようと思います。
クロージングという言葉は、そのものズバリ、物事を閉じるという意味です。
最初に聞いたのはたぶんイベントの仕事の時。
プロとしてイベントをする場合、いろいろと大切なことがありますが、最もおろそかになりがちで、でも実は一番気をつけなければならないのが、このクロージング、つまり終わり方です。
これはエコロジーや環境保全などとも大きくかかわってくるのですが、その基本概念が分かっていないと、エコロジーは自分勝手なエゴロジーになり、環境保全はむしろ環境破壊につながりかねません。
例えばイベント仕事の場合、企画を立てて準備をし、そして実際に開催するわけですが、そのあとに道具を片づけ、清掃をし、もろもろのお礼と清算をして初めてその仕事が終了したということになります。
その中には準備段階で引っ張り出した資料の片付けや、撮った写真の整理なども含まれます。
しつけ教室なら、クラスを始める前に必要な資料やおやつ、そしてパーティションやおもちゃ、筆記具などいろいろと準備が必要です。
でも実は、事前に考え、周到に準備をしてクラスを開くというのは、実はそれほど難しいことではありません。
むしろプロとして大事なのは、そのあとすべてをもともと有った場所に戻すというクロージングなのです。
いろいろな人が仕事をする、工場のような職場ではドライバー一本でさえ、必ず使った後にきっちりもとの場所に戻すことが求められています。そうでないと次の人がドライバーを探さなくてはならなくなり、作業効率が大幅に低下するからです。
環境保護でいえば、私たち人間が自然を変えたなら、責任を持って元に戻すことが大事です。そして元に戻せないことは安易に行ってはいけないということになります。
大地を焦がす「直火のたき火」は自然環境の中では元に戻せないからしてはいけないことです。
環境破壊につながる公害は発生させてはならないわけです。
たとえば道具は使っていれば壊れます。壊れるのは仕方ないことです。でもそのままにしていれば、次に使う人が困ってしまいます。
人が営みを続けていれば自然も壊れます。でもそれは直さなければ次世代の人々が困ってしまうわけです。
このクロージングという考え、とても大切だと思っています。すべてのことに言えるのではないかと思います。
たとえば人はもちろん、犬であっても、その心に何らかの影響を与えたのなら、きっちりクロージングまで意識をしておきたいと思います。
影響を与えた後にどうなるのか、最後まで予想し、フォローをすることがクロージングです。
何かを教えたのなら、それが犬にとってプラスになることはあれ、決してマイナスにならないように気を配りたいものです。
私たちが一つの命に深くかかわること、その責任を考えたとき、このクロージングという概念はとっても大事だと思うんです。
クロージングという言葉は、そのものズバリ、物事を閉じるという意味です。
最初に聞いたのはたぶんイベントの仕事の時。
プロとしてイベントをする場合、いろいろと大切なことがありますが、最もおろそかになりがちで、でも実は一番気をつけなければならないのが、このクロージング、つまり終わり方です。
これはエコロジーや環境保全などとも大きくかかわってくるのですが、その基本概念が分かっていないと、エコロジーは自分勝手なエゴロジーになり、環境保全はむしろ環境破壊につながりかねません。
例えばイベント仕事の場合、企画を立てて準備をし、そして実際に開催するわけですが、そのあとに道具を片づけ、清掃をし、もろもろのお礼と清算をして初めてその仕事が終了したということになります。
その中には準備段階で引っ張り出した資料の片付けや、撮った写真の整理なども含まれます。
しつけ教室なら、クラスを始める前に必要な資料やおやつ、そしてパーティションやおもちゃ、筆記具などいろいろと準備が必要です。
でも実は、事前に考え、周到に準備をしてクラスを開くというのは、実はそれほど難しいことではありません。
むしろプロとして大事なのは、そのあとすべてをもともと有った場所に戻すというクロージングなのです。
いろいろな人が仕事をする、工場のような職場ではドライバー一本でさえ、必ず使った後にきっちりもとの場所に戻すことが求められています。そうでないと次の人がドライバーを探さなくてはならなくなり、作業効率が大幅に低下するからです。
環境保護でいえば、私たち人間が自然を変えたなら、責任を持って元に戻すことが大事です。そして元に戻せないことは安易に行ってはいけないということになります。
大地を焦がす「直火のたき火」は自然環境の中では元に戻せないからしてはいけないことです。
環境破壊につながる公害は発生させてはならないわけです。
たとえば道具は使っていれば壊れます。壊れるのは仕方ないことです。でもそのままにしていれば、次に使う人が困ってしまいます。
人が営みを続けていれば自然も壊れます。でもそれは直さなければ次世代の人々が困ってしまうわけです。
このクロージングという考え、とても大切だと思っています。すべてのことに言えるのではないかと思います。
たとえば人はもちろん、犬であっても、その心に何らかの影響を与えたのなら、きっちりクロージングまで意識をしておきたいと思います。
影響を与えた後にどうなるのか、最後まで予想し、フォローをすることがクロージングです。
何かを教えたのなら、それが犬にとってプラスになることはあれ、決してマイナスにならないように気を配りたいものです。
私たちが一つの命に深くかかわること、その責任を考えたとき、このクロージングという概念はとっても大事だと思うんです。
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責任感
こんばんは。
読んでいて、責任感という言葉が浮かびました。
行動を起こしたら、影響を与えたら、最後まできちんと責任感を感じて閉じること、大切なことですよね。
環境問題とかは、行動を起こしているつもりがなくっても、生きているだけで、実はもうオープンしているのですね。きっと。
読んでいて、責任感という言葉が浮かびました。
行動を起こしたら、影響を与えたら、最後まできちんと責任感を感じて閉じること、大切なことですよね。
環境問題とかは、行動を起こしているつもりがなくっても、生きているだけで、実はもうオープンしているのですね。きっと。
紗英 さん
人の「生きざま、死にざま」にも通じるかもしれませんが、「飛ぶ鳥 あとを濁さず」とか「終わり良ければすべてよし」とか、クロージングの大切さはいろいろなところでいろいろな形で言われてきているんですね。
ことを起こすときはその閉じ方を最も大切にせよ、ということでしょうか。
ちょっと美学っぽいですね。
ことを起こすときはその閉じ方を最も大切にせよ、ということでしょうか。
ちょっと美学っぽいですね。
普段のブログと趣の異なる内容に我が身を正しています。
物事を始めるときは創世記でクリエイティブな楽しさが有ります。
より遂げた後、完全に始める前に戻す。かたづける。整理する大切さ。特に事務能力の高低にも関わりますが、良い仕事をする人はこの後始末の能力が高いのでしょうか。
私の大嫌いな部分です。
でも、うまくやるコツは後始末の時間を予定に組み込む事でどうにかやっています。今回のブログで再確認出来て、のいぱぱに感謝です
物事を始めるときは創世記でクリエイティブな楽しさが有ります。
より遂げた後、完全に始める前に戻す。かたづける。整理する大切さ。特に事務能力の高低にも関わりますが、良い仕事をする人はこの後始末の能力が高いのでしょうか。
私の大嫌いな部分です。
でも、うまくやるコツは後始末の時間を予定に組み込む事でどうにかやっています。今回のブログで再確認出来て、のいぱぱに感謝です
私も苦手な部分です。
でも結局あとのことを考えるとちゃんとしなければって思いますね。
すべからくクロージングのいかんによってプロとしてのクォリティが問われる気がします。
でも結局あとのことを考えるとちゃんとしなければって思いますね。
すべからくクロージングのいかんによってプロとしてのクォリティが問われる気がします。