ツメ切り
パピーのツメは鋭く尖っていて痛いですね。じゃれ合っているだけでみみず腫れができます。でもこの時期のとっくみあいは大事なおとなになるための練習ですから、親兄弟と離して連れてきたパピーの練習相手には私がならなければなりません。勝ったり、わざと負けたり、オモチャのひっぱりっこでも素手での格闘でも、互角な勝負をしてあげています。
ルフトは小犬の仕草の中に時々おっかないうなり声を混ぜたりしていますが、これで不良になるわけではなく、むしろ健全なおとなになっていくプロセスなので、私も同じようにうなって見せたりします。要所要所でちゃんと私が勝ち、すぐにまた遊んであげることでルールも覚えていってもらっています。
でもやっぱりツメは痛い。そこでツメ切りとなるのですが、ツメ切りは怖さを知らない49日までの体験から始まり、最初はそばに置いておくだけ、それからちょっとツメに当てるだけ、そばで音を立てる、一本だけ先端を切る・・・。という風に段階的に受け入れさせておくと将来とっても楽ができます。小犬のそばで自分のツメ切りをするのも音に慣らす意味ではいいですね。
もちろん4本の足、肉級は時々いじりまわして、どこをさわっても平気にしておくことが大事です。毎回、「ツメ切りの出現=おやつ」という意識を植え付けておけば、将来ちょっと深爪をして血が出てしまってもリカバリーしやすくなります。
まずツメ切りの存在そのものに慣らします。
そして最初は1本だけ切るところから、日にちをかけて全部切れるように慣らしていきます。
ちなみにツメ切りには「クイックストップ」という犬用の止血剤が必須アイテムです。普通は出血させてしまってもこれ一発で血を止めることができます。それと大事なのはあわてないこと。失敗を犬に悟られないこと。でないと犬が不安がります。(人間のお医者さんも同じかな?)
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ちょっとの出血だったら放置のほうが痛がらない。
止血剤付けると大騒ぎ。まぁうちもかなりつめは短めに
つめてるので止血剤は必須なんだけど、持ってないときに
勢いで切ったら大量出血。大慌てでペットショップに駆け込むけど
無くて探し回って帰った頃には止まってたよ・・・
あの時は本当に押さえても何してもあふれてきてびっくりしたけど
どうにかなるもんなんだよね。
しみる?
ちなみになかなか血の止まらない子もいますね。