桜羅を骨折させてしまいました

文鳥せんべい、という恐ろしいジョークがあります。
とても人に慣れる文鳥ならではの危険、それは飼い主が誤って文鳥をつぶしてしまうことです。

盲導犬のトレーニングでも非常に難しいのが、いつでも自動車に乗れるようにすることと、外を走っている車の前には決して出ないようにすること。

子供以来初めて迎えた文鳥の桜羅はとても慣れていて、常にヒトのそばにいるフレンドリーな鳥でした。
「これは相当気をつけないと危険だ」と思っていましたが、それでも注意が足りませんでした。

ある時一瞬腰を上げ、座り直したソファの上に桜羅が来てしまったのです。

何かをつぶした感触と「ギャ」という声。とっさに立ちあがる私の下から桜羅が飛び立っていきます。

飛び方に異常はありませんでしたが、明らかに怪我をさせてしまったはず。注意深く見ていると右脚をかばっているようです。

良くてねんざ、悪ければ骨折したと思いました。

診察時間も終わっていましたが、無理を言ってバーズ動物病院に伺わせてもらいました。
先生は嫌な顔ひとつせず診察を始めてくれました。状況を説明し触診の後にレントゲンを撮ります。

やはり右脚は付け根のほうで骨折していました。

骨折
右脚がぽっきり折れています。

幸い単純骨折であること、そしてその他の部位には損傷が見当たらないことから、このまま自然治癒を待つか、ピンを入れる手術するかという選択肢の説明を受けました。
自然のままでもそれなりに骨はつく可能性が高いがまっすぐつく保証はないこと、手術の場合はほぼ元通りの向きでつなぐことができるがお金がかかることなどを伺いましたが、麻酔などのリスクは低いということなので迷わず手術していただくことにしました。

その場で入院の手続きをし桜羅を預かっていただきました。
ピン
骨を正しい位置に戻し、中にピンを貫通させて固定する方法です。

こんな小さな鳥の骨折をこんなにきちんと治療できることに感謝と感動を覚えます。

手術が無事に終わり術後の経過も順調であったため、桜羅は一度家に帰りました。まだまだ安静が求められますから、小さな虫かごの中で我慢してもらいます。私が移動するときには常に虫かごごと一緒に連れて歩き、せめて視覚的な刺激だけは与え続けるようにしました。

いよいよ経過を確認したうえでピンを抜き様子を見ることになりました。ちょうど出張があったので、少し長めに入院してもらいました。レントゲンで確認し、ピンを抜き、そしてまた数日してからレントゲンで確認です。

治癒
とてもよく治ってくれました。
先生にも、ずっと付き合ってくれた石綿さんにも感謝です。

そして今日、退院してきました。
退院

幸い心の傷は無いようです。
ちゃんと私のところにも来てくれます。


本当によかった。一歩間違えれば最悪のケースになるところでした。
関係者の皆様には本当にご心配をおかけいたしました。

これからは、もっともっと気をつけて、でも臆病になることなく、桜羅のQOLを求めていきたいと思います。

本当によかった・・・・。反省。


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No title

人がどんくさいくて注意力に劣ることを知っている動物はいいですが、(犬とぶつかる家庭内事故結構あります)
人と暮らす中で動物たちも人に油断してるんでしょうかね
小さい(小さすぎ)鳥とそんな接触があるとは思いませんでした
人馴れで事故! あるんですね

極小犬を預かって何度も犬を踏む私! ギャインと言ってもヒールポジションに戻ってくれる犬はいいのですが・・・人の足は用心しないと・・・で離れたヒールポジションのワンコへの素早いリカバリーをこれから心してやっていきます。

ぐらまま

動物の安全と幸せを考えたら、ある程度警戒して距離を置くようにさせたほうがいいのかもしれませんね。「おいで」、ですぐそばまで来させるのは人間のエゴが大きいなぁと、思ってしまいます。ちょっと反省だけではなく、考えてしまう事故でした。
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のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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