違うけど同じ。同じだけど違う。

 トレーニングのことを仕事にしていると、もう本当にいやっていうほど、日本犬と洋犬は違う、とか犬と鳥は違うとか、聞かされてきた。
そこそこ有名な先生方でさえそうおっしゃる。

ちょっと詳しい人は、犬種の違いを強調する。

確かに犬種の違いは有る。人の関わった純血種では作業目的に合わせて気質の一部を強化されていたりする。
確かに日本犬と洋犬は違う。それは主に繁殖するブリーダーの傾向だ。現にアメリカのシバやアキタは洋犬っぽい。
そして犬と鳥はもちろん違う。ほ乳類と鳥類という、おおもとの種から違う。

でも同じなんだ。地球上の動物は基本みんなおんなじ。捕食と繁殖と危機回避。種として生き延びること、繁栄することがすべての生物の目指すところ。

クリッカートレーニングを代表とする報酬ベースの動機付けによるトレーニングは、動物が学習する動機をしっかり与えられれば、成り立つ。

違いが有るのは、主に生活環境による注意深さの差、好奇心の差だと思う。

たとえば、犬と鳥は違う、と言ってしまう人は犬をひとくくりにしがちだ。
鳥の種類を詳しく語る人は、同種を同じ性格だと思いこむ。

しかし、同じ種でも臆病な個体もイケイケの個体もいる。好奇心のレベルにも差が大きい。
個性豊かだ。

犬種、鳥種で分けて個性を見失うくらいなら、全ての動物を個性だけで括っていった方がはるかにその個体を理解できると思う。
もちろん予備情報として、種の特性や、自然界での生態など、知っていた方がいいと思うが、その情報に惑わされず、個体を良く観察して個性を理解することが一番大事だと思う。

違うけど同じ。同じだけど違う。今度ウサギのトレーニングにも関わらせていただくことになった。猫のワークショップも開催させていただく。
犬、鳥、猫、ウサギ。それぞれの個体の、個性を理解しトレーニングすること、そのポイントをお伝えすることがとても楽しい。

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No title

動物は人も含めて学習の手順や何かにこだわるかなんて同じかもしれませんね、鳥、猫、犬、金魚に何か教えようとする今、個性を見抜くためには何犬だから持って来いできないとか、吠える犬種ですねとかで、かたずけないようにします。
キンギョの「おっとっと」くんカラスの襲撃に合ってから、水面に顔を出さなくなりました。トレーニングはふりだしに戻ってまーす。ホクトも同じだったなー。お客様のワンコはその子の個性として話しするように心がけます。

ぐらまま

個性が有るから愛おしくて、出来のいい子も悪い子も忘れられなくなりますね。個性を無視するような括り方にはどうしても反発してしまいます。

やっぱり最後は動物たちって、「話せばわかる」。でもそのために自分たちのたゆまぬ努力と切磋琢磨が必要なんですね。

そして他人のアニマルコミュニケーションに大切な動物の運命を委ねるのだけは勘弁してほしい。

No title

アニマルコミュニケーターにグラッセはあなたの介護が不満です!なんていわれても、誰かにあげることもできないしね!(けっしてそのようなことは言わない)
飼い主の不安に付け入る商売ですね。
私でもできるわ。

動物の個性は種を超えてその命1つ1つの物。それを尊重できるとトレーニングも先が見える気がする。
鳥かハムスターかモルモットか今次の家族に迎える仲間を思案中です。幼い状態で手に入る情報があれば教えてください。

ぐらまま

ぐらままの前向きなエネルギー、ホント尊敬します。
次はやはり鳥ですね。幼鳥からということで、石綿に話しておきます。
鳥、すばらしいです。かわいくて賢くて、そしてよくわからない事がいっぱい。(笑)
あ、今度ウサギさんのトレーニングにも広くかかわらせていただく予定です。
ウサギもかわいい。表情は鳥以上に読めないけど・・・・。

No title

げっ歯類にみりょっ感じてますが・・・。
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のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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