トイレの不思議
この数日、ルフトは急激にトイレの失敗をしなくなりました。
早すぎるとは思ったのですが、めんどうだったのでちゃんとトイレを覚えていないうちからサークルでの管理をやめ、広い部屋に解放してしまい、一日に何度かは成功するがカーペットの上での失敗も多い、という状況でした。トレーニングのコツは失敗を経験させないこと。そう考えると失敗ばかりでした。
なのにこの数日失敗がありません。かなり広めのスペースで自由にさせていても、ちゃんとトイレに行って用を足しています。
それはとてもありがたいことなのですが、実に不思議です。なぜトイレで出来るようになるのでしょう?今さらですが、科学的な根拠が知りたくなりました。
自然界で野生動物がこれほど厳密にトイレを定める事ってあるのでしょうか?ウルフパークのオオカミたちも適当にその辺でしていました。
犬と猫が家庭で飼われているのには、特にトイレを覚える才能がすぐれているという点にあるのかもしれません。
考えればこれはすごいことです。4ヶ月の小犬が数十メートルも移動して、指定されたトイレシートの上で用を足す。もちろん自分の居住空間を汚したくないという本能もあるかも知れません。でもそれだけでは説明が足りない気がします。
うまくトイレで出来たら必ずほめる。それは当然やっていました。でもそれだけでは「おしっこをするとほめられる」という学習が進むはずですから、場所の特定は難しいように思えます。
成功と失敗の落差を上手に付けていくことがコツなのでしょうか。場所の失敗をした場合、ちょっとだけ不快なメッセージを送る。だけどおしっこをする事自体にネガティブな印象を与えないように留意する。そんなコツがあるのかもしれません。
それにしても不思議です。他のどんな行動を教えるより難しいはずのトイレを何となく覚えていってしまう小犬たち。すごいです。
好きなところで休むルフト。夜は電気を消せばおとなしく寝てしまうし、クレート待機も出来ます。トイレの失敗が無くなってきたので、本当に手がかからなくなってきました。
そろそろトレーニングもしなくちゃ。
コメントの投稿
おぉ!
なんでなのでしょう?急に。4ヶ月になってから失敗がほとんどなくなりました。
そうですよね~出来たら褒めてはいたけれど、それにしても、考えると、出来るって、子犬ってすごいですよね!
マリア
16週齢までは脳が育つ時期、それからその脳を使い始める時期なのかも知れませんね。ということはこれからはどんどんできあがったコンピューターにデータをためていく作業をするような感じでしょうか。
ここからが勝負?
科学的根拠になるかな?
パピーがトイレを覚える科学的根拠は解明?されましたか?
科学的根拠なのかなぁ?って思った事を書き込みます。
排泄は生理的反応なので、まずは古典的条件付けがベースで外的報酬は必要が無いから、
「排泄したいなぁ」という感覚と尿の臭いが残ってたりする無条件刺激と条件刺激(トイレシート)関連付けて、
外的報酬は、その後、トイレシートに行く事をオペラント条件付けるから覚えるように思います。
成功率を高める環境作りとしては、筋肉の発達レベルを考慮する必要があるように感じるのですが…。
こんな学習過程があるように思う今日このごろです。
間違っていたら、ごめんなさい。
ふむ
排泄そのものは内的報酬ベースですが、ヒトに喜ばれる場所ですることを学ぶのは外的報酬によるという感じですね。
あまりきちんと報酬を(ヒトが)与えなくても、いつの間にか覚えてしまうという気も少しするのですが、これはヒトに喜ばれたいという犬の気持ちが作用している、って信じたいです。(笑)
非科学的かな。