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BARF

今日はオーストラリアのDr.イアン・ビリングハースト自ら、ルフトに手作り生食を食べさせてくれました。
これはお仕事で開催しているBARFセミナーの最終回、実際に参加者が作った食事をデモ犬として食べているところです。
いろんな野菜と肉、茸、海草類、卵、ヨーグルトなどが入った出来たてスペシャルにルフトは大喜び。
小犬の頃は生食の影響が顕著で、たとえばエネルギーレベルもぐんと上がる気がします。ドライフードに比べて遙かに消化スピードも速く、そのため内臓への負担も少ないといわれています。


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Dr.イアン・ビリングハーストに初めてお会いして以来8年くらい経ちますが、その生食理論はさらに進化を続けているようです。
愛犬の食事は考えれば考えるほど答えが見えなくなってしまいがちですが、私個人としては生食、特に骨と肉を与えることに大賛成です。私自身も元気がないときは極力炭水化物よりもレアの焼き肉を食べることで復活する傾向があります。
ただハングリーな状態で骨の固まりを与えるのは、歯を折ったりそのまま飲み込もうとして詰まったり、結構トラブルがありますから、せめて骨以外のものを食べさせて落ち着いてから骨を与えるか、骨もミンチにして与えると良いようです。


以前は私も質にこだわって、最終的にアメリカのワイソング博士が作っているWYSONGというドライフードの輸入元までしていました。アメリカに行き、博士に会い、工場や原料を見てとても気に入ったからです。
今でもいろいろな新製品が出ますが、様々なうんちくよりも作っている本人のポリシーや哲学を優先して考えれば、「ドライフードだけでは完全ではない、新鮮な肉や野菜も与えよう」と自ら言っている唯一のドライフードメーカーであるワイソングが一番信頼できます。


そんなわけで、ルフトには生食とWYSONGを併用しています。どちらもその大元となる人物と親交があり、心から信頼して与えられるのはとても幸せなことかも知れません。
日本でも本村信子さんという生食を提唱している信頼できる獣医師さんが居ます。いろんな本が出ているからご存じの方も多いですね。初期の本は私もお手伝いさせていただいています。



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私には毎日手作りしてあげる気力と財力はなく、もっぱらDr.イアン・ビリングハーストが唯一自ら監修しているフローズンフードのDr.B'sという製品を朝あげて、あとは全部トレーニングでWYSONGを与えている状況です。

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素晴らしいですね・・・。

私もルフト君と同じフードを与えたい・・・と思いました。
どうすれば手に入りますか?


ステラ・・・。いろいろとありまして、水曜日にボール摘出手術のついでに避妊手術(避妊手術のついでにボール摘出・・・)をして、今現在、入院しております。明日退院できそうです。

ルフト君達で本当に子供はおしまいです。(T_T)

ボール・・・。それは・・・妊娠中・・・2/5か6日頃に飲んでしまった直径9cmのバスケットボールのようなラグビーボールなようなプラスチックのボールです。
お友達のボーダーコリーの飼い主さんが持ってきたもので、ステラ、普段ならそんなことしないのに、いい匂いがついていたのか離さなく、取ろうとしたら飲み込んでしまいました・・・。妊娠1ヶ月・・・。食欲がものすごく上がってました・・・。
(後で知りましたが他にも2匹、その方が持ってきたボールを飲みこんでいるそうです。一匹は出てきて一匹はさらにステラより大きいボールが胃の中に・・・(>_<))
塩水を飲まされましたがただ下痢になっただけ・・・(思えばこの時、こんな民間療法な親切に乗らないで即病院行けば良かった・・・)
しかし無事出産。献身的に子育て・・・。ステラも元気元気なので「うんちで出たかもしれない・・・」ぐらいに思っていました・・。

その出来事から4ヶ月経った6/14、出産時でもフードを半分は食べたステラが1つも食べませんでした。夜中から吐いていました。病院に連れて行くとレントゲンにあのレモン型のシルエットがはっきりと!

いろいろ悩みましたが、全身麻酔だし、お腹も大きく切るし(胃袋も(>_<))避妊手術を決断しました。

面会に行ったら思いのほかステラは元気でした。

ステラの胃の中いっぱいにあったボール・・・。プラスチックは胃酸でガチガチに硬くなるそうで、腸に張付いたりしたら閉塞を起こし命に関わったようです。幸運なステラ・・・。そんな大きなボールがありながら5サモを無事育て上げたステラを想うと涙が止まりませんでした。
空気を抜いて平らにして飲んだ記憶はあるのですが、体積があり硬くガチガチになってました。だんだんと胃酸で硬くなっていったのですね・・・。
本当に誤飲はオソロシイです。申し訳ないコトをしました・・・。

明日、退院したらたくさん可愛がってあげようと思っています。
マリアもお待ちかねです。さて、マリアは1度もステラのいない状況になったことがないのでどれだけ寂しがるだろう?と思ったらへっちゃらでおもちゃも1人じめしてルンルン♪と遊んでいました・・・。

よかった

びっくりしました。手術が間に合って良かったです。腸閉塞だと結構急激にやばくなるから。
誤飲は開腹手術の最も多い原因だそうです。こわいですね。本当に無事で良かった。
もう甥っ子姪っ子には会えないと思うとちょっと寂しいですが、きっとステラのために避妊手術は良い判断でしたね。
いろいろお疲れさまでした。もう一安心ですね。

奥が深いですよね

のいぱぱさんのおかげで本村先生の生食と出会ってからは、生食を与えてましたが、リッキーが一度歯を折って以来、骨付きは避けるようになりました。
その後、いろいろ試行錯誤しつつ、手作り食を与えてますが、今は肉は生、野菜は煮たのをミキサーでドロドロにしてポタージュ化したのを与えてます。

未だにネットで検索して情報を得ながらの手作り食です。
奥が深いですよね・・・ワンコの食事も。

ありがとうございます。

手術前はかなりナーバスになっていて、『ステラがこんな目に合うのならマリアを授からなくても良かったぐらいの気持ち・・・』と思ってしまったりもしました・・・ごめんね、マリア・・・。
今はかなり明るい気持ちでして、家に帰ったステラはやはりいつもよりグッとおとなしいですが、笑顔で尻尾フリフリしています。病院でもエリザベスカーラーもいらないくらい傷の舐めず良い子にしていたようでアイドルとなっていました(*^^*)入院代もかなりお安くしていてくれました。全く飼い主孝行の犬です。
ちょっと私も思うところアリ、1度も謝罪にすら来ないボーダーコリー飼い主(一緒にHTBの道内テレビにも出演したワンちゃんです・・)に対して訴訟、というか、内容証明くらいは書こうと思います。ご近所はさすがに『事勿れ主義』で通していますが私は違います!
2匹も飲ませていてやはり持ってくるのは非常識だし、何よりかなり親しくしていたのに『えっ!?私が払うの!?』のセリフにはビックリ・・・。
半額とかお金もらわなくてもいいから一言謝罪の言葉を聞き出し、誤飲の恐ろしさを少しはわかってもらいたいです。ボールだけでも見せたい!
でもステラは人を憎んだり・・・はしないんだろうなぁ・・・。

そうですね!『避妊手術』私の事だからきっとズルズルと決断できなくって、乳腺炎だの子宮蓄膿症だのの病気にもしかしたらかかった可能性もあり高齢だからお腹開けない、なんて状況になったかもしれないし・・・。
せっかく全身麻酔だからマイクロチップも入れました!
ステラは体温もピピッと測れます!アレには驚きましたぁ。

 ご心配おかけして申し訳ありません。よりいっそう、誤飲、は特に注意しサモエド飼い主ステラママ精進していきます!

金太郎君はなんと!20キロ今有るそうです!ルフト君は?
今度またOAされたらビデオ送りますね~。
子育て日記②と③ですね!

はい

本当に奥が深いとお思います。というか科学的な情報というのは終わりのない旅なわけで、つねに進化し続けるのでしょうね。Dr.ビリングハーストも以前よりさらに進化していました。
トレーニングも食事も医学も私たちに一番大切なのは情報の収集や知識の蓄積以上に、「科学的に考える」というスタンスを会得することだと思っています。どんなに勉強しても科学的な視野に立てない人はバランス感覚がうまく保てないし、逆に勉強してなくても科学的なスタンスで考えられる人は良いバランス感覚を持っていると思います。
自分で考えられるはずなのに詳細にわたって教えてもらわないと判断できない人は、こういったバランス感覚が弱いんだと思います。
科学がバランスを作る・・・・んですね。

ステラ

ステラ、本当に良かった。良い子ですね。
誤飲は本当に怖いので、私たちも拾い食いを勝手にしない練習は結構熱心にやります。具体的には欲しいものがあったらアイコンタクトで飼い主の許可を求める習慣を付けるんです。犬にとってはその方が確実に良いことが起きる可能性が高いと学習させれば、何でも許可を求めるようになります。
そうそう。フードですが、以下のサイトから買えます。
WYSONG:http://www.ssa.jp/
個人的にはソイノゴンが好きです。
プロフィール

のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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