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白くてちょっと茶色い

年末からお正月にかけて、お仕事で子犬の時からその成長を見守っているミックス犬のルナをお預かりしていました。
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普段他の犬と会うことの少ない生活を余儀なくされているルナは、幼少のころの社会化プログラムにもかかわらず、ほっておくと次第に社会性が乏しくなってしまいます。毎日とても大事にされているので、「いやなものはいや」というどちらかというとわがままな要求も通りやすいのでしょう。
こういったことは大勢の人がかかわる社会の中で正しく学ぶのがちょっと難しいので、犬の社会で犬同士学ばせるのも効果的だと思います。犬はなかなか他の犬のわがままを認めてはくれないからです。

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ルフトもこの色合いがそっくりなルナを天真爛漫なしつこさで構っていました。いくらルナが一人になりたがっても、あるいは私を独占したがっても、容赦なく介入してきます。強引に遊びに誘い、最初は嫌がっていたルナも最後はちゃんと遊べるようにまでなってきました。

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ルナに学んでほしかったのは社会性と、そして我慢ということ・・・。食事も散歩も遊びも安心感も、すべて自分の思う通りになるものではなく、ヒトや他の犬とのかかわりの中で協調性とバランスの上に成り立っているということ。
我慢があって権利がある、そんな意識を持ってもらいたいのです。

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まだ若いルフトには、家でのんびり出来る貴重な時間をルナがいることで少し窮屈に感じたかもしれません。それこそ人間を独占できない痛痒感を抱いたかもしれません。
でもとても上手に、ちょっと他犬が苦手なルナと共存していました。
ルフトにはどんなイヌとも上手な距離を保ちながら傷つけたり傷ついたりすることなく、仲良くしていける犬になってもらいたいものです。

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プロフィール

のいぱぱ

Author:のいぱぱ
やっぱりサモエドが大好きです。
抜け毛がものすごくても、頑固でマイペースでも・・・。
運命の出会いで一緒に暮らすことになったルフトと、最新の科学的な理論をバックボーンに信頼関係を楽しく築いて行きたいと思います。

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